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ビジネスとソーシャルを越境する会計士のブログ

カタリバが熱いと聞いたので調べてみました

こんにちは。

今回は、カタリバというNPOが熱いと聞いたので調べてみました。

 

1.どんな団体?

カタリバは主に、①カタリ場と、②コラボスクールを運営しているNPO法人です。

 

①カタリ場

主に高校生の進路意欲を高めるために行うキャリア学習プログラムのこと。首都圏をはじめ、全国の学校へ授業を届けている。

コンセプトは「高校生の心に”火を灯す”授業」!熱い!

 

www.youtube.com

 

②コラボ・スクール

被災地の子どもたちのための放課後学校宮城県女川町と、岩手県大槌町の2つの地域で運営している。

 コンセプトは「津波で家を流された子どもたちに、学びの場を」。いい活動ですね。

 

2.NPOが抱いている課題感

・「子ども・若者の未来を生き抜く意欲や能力が、生まれ育った環境によって左右されてしまうこと」

・目に見えない「機会格差」が存在 

 

①カタリ場

私たちがカタリ場を届ける、首都圏をはじめ全国の高校生。彼らの多くは、手を伸ばしさえすれば、将来を切り開くチャンス、自分を成長させる機会が、周りにあふれています。しかし、主体的に進路を選べる高校生は多くはありません。

 「未来は自分で変えられる」という意欲をもたなければ、たとえ素晴らしいチャンスがあったとしても、主体的に活用できないこと。この日本には、「教育機会」をめぐる目に見えない格差が、厳然として残っています。

 (カタリバHPより)

 

②コラボスクール

たとえば、私たちがコラボ・スクールを運営する、岩手県大槌町宮城県女川町。津波により、「学びの場」を奪われた子どもたちのために、学習指導と心のケアを行ってきました。

緊急支援がひと段落して、学習環境が確保されつつある今でも、生徒たちの卒業後の進路は不透明です。地元産業による雇用は厳しいままで、多くの若者は都会へと流出していきます。

子どもたちが、希望をもって将来を思い描き、身近な大人との触れ合いから「憧れ」や「学び」を得るのは、とても難しい環境です。これは、被災地だけではなく、全国の過疎地でも、共通する現象です。

 (カタリバHPより)

 

3.財務情報

①収益面

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収益はかなり順調に伸びています。ここ数年では、事業収益が増加していますね。
カタリ場とコラボスクールからの収益が多いようです。

 

事業費・管理費割合

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寄付者にとって気になるのは、自分の寄付金がどのくらい事業に使われているかだと思いますが、このNPOではほとんど事業に使われています(ただし事業費の割合が多ければ多いほどいいというわけではありません)。

 

以上になります。

気になったら、カタリバのHPを訪ねてみてください。

 

www.katariba.or.jp