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NPOで養成されるリーダーシップ

今年10冊目の「採用基準」を読んだ。この本はリーダーシップの重要性を中心に書かれている。要約すると、「今の日本はリーダーシップをとれる人が不足している。そのため、山積みになっている課題がなかなか解決されない。高いリーダシップを持った人を養成することが今後重要だ」という内容だ。

今の日本企業のよくないのは、課題を解決するリーダーシップを持った人が、「このようにすべきではないですか」と問題点を提示すると、全体の和を乱す行動であると評価され、意見が封殺されてしまうところだ。組織としてよくなることよりも、全体の和を重んじる。たとえ問題があったとしても、自分が責任をとるわけではないとみんなが思っているので、問題が放置される。リーダーシップが不足していると、このように問題が生じてしまう。

リーダーシップは身につけられる能力であるということも、この本で述べられている。特にNPOに関わることはリーダーシップ養成にいいそうだ。なぜかというと、NPOの代表は強力なリーダーシップを持っており、それをメンバーが間近で見ることで、リーダーシップの発揮の仕方を学んでいくことができるからだ。わたしもLiving in PeaceというNPOで活動しているが、確かに代表のリーダーシップはすごい。うちの代表は、アジアで自らの事業会社の経営もしているため、普段は海外にいる。毎週開催されるミーティングに毎回出席できるわけではない。しかし、メンバーの中に代表の信念や理念が息づいているのだ。それは、代表の継続力、行動力、結果にコミットする姿勢などを見て、メンバーが多大な影響を受けているからだ。わたしは社会人生活が浅いうちにこのような体験をすることができて、本当に良かったと思っている。是非リーダーシップを学びたいという人は、NPOに関わってみてほしい。