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働く君に伝えたい「お金」の教養ー100冊マラソン15冊目ー

100冊マラソン15冊目、働く君に伝えたい「お金」の教養を読みました。

とてもためになる本でした。また、自分の頭で考えてきたことが正しい感覚だということがわかり、勇気をもらいました。
 
この本では、「高度経済成長からできた特別な文化」というものをちゃんと理解しましょうという内容が書かれています。
この「高度経済成長からできた特別な文化」というのは、主に、
①専業主婦
②明確な人生設計
があります。
これらの文化は、かなり日本人に浸透しており、古くからある考え方のように感じます。しかし、この文化はここ数十年でてきた特別な文化だということを認識する必要があります。
 
①専業主婦
現在でも、専業主婦になりたいという女性はいると思います。しかし、わたしはこのご時世においてそんなリスキーなこと可能なのかと、以前から懐疑的に考えていました。その疑問に対する数字が本書では紹介されています。
「一世帯当あたりの平均所得はここ20年で20%減少して」いて「専業主婦文化は、日本でもそろそろ薄れてくるはず」。
このデータを見れば、専業主婦になることのハードルの高さがわかると思います。結局、専業主婦というのは、高度経済成長がもたらした、歴史の中でもかなり特殊な文化なんですね。戦後日本以外は、女性も普通に社会へ出て働いていたわけですし。
 
②明確な人生設計
明確な人生設計も、高度成長、専業主婦文化が生んだもの。「目指すべきものが明確」だった時代のもの。
本書でも「本来、人の人生はワンパタンーンじゃない」と紹介されています。
ひとそれぞれの生き方をすればいい。ある程度の計画は必要かもしれないけど、ガチガチに決める必要はない。ガチガチに決めすぎると楽しくないじゃないですか。
わたしたちの人生は何が起こるかわからない。だから楽しいんじゃないでしょうか。
 
この本を読んで、前の世代の価値観を引きずって不安になるよりも、現代の価値観で幸せになれるよう、自らの頭で考えていく必要があると再認識しました。
将来に漠然と不安を抱えている20代の方々。これはオススメの本です。