子育て世代包括支援センター
月2回、児童養護に関する勉強会をしています。
その準備として、児童福祉法について読んでみました。
児童福祉法とは、 児童の健全な育成,児童の福祉の保障とその積極的増進を基本精神とする総合的法律で、平成28年にも改定されている。
以下、改正の内容
全ての児童が健全に育成されるよう、児童虐待について発生予防から自立支援まで一連の対策のさらなる強化等を図るため、児童福祉法の理念を明確化するとともに、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行うために「母子健康包括支援センター」の全国展開、市町村及び児童相談所の体制の強化、里親委託の推進等の措置が講じられる。
この改正で気になったのは、母子健康包括支援センター(子育て世代包括支援センター)というもの。
子育て世代包括支援センターというのは、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行うための施設。
具体的には、画像のような支援を行っている。
このような施設を全国展開するのは素晴らしい。
様々な問題が生じるのを根源的に防ぐための支援ができるから。
例えば、期せずしてひとり親になってしまった母親に対する支援を妊娠期から子育て期まで行えるとすると、子どもの貧困問題の発生を予防できる可能性が高まる。
下記リンク先は、子育て世代包括支援センターの事例集だ。
興味があれば、読んでみてほしい。