「余計なお世話はヒーローの本質」は非営利活動にも言えること?
わたしの好きなマンガで、「僕のヒーローアカデミア」があります。
このマンガは、個性と呼ばれる超能力的なものをほとんどの人間が持ちヒーローが1つの職業となる世界で、無個性で生まれた主人公デクが、憧れのヒーローから個性を受け継ぎ、No.1ヒーローを目指すという話です。
その中で作中に数回出てくる名言が
「余計なお世話はヒーローの本質」
頼んでもいないのに友人の固く閉ざされた心を解放したり、「オレのことは気にせず逃げてくれ」と言う友人を助けたり。
作中で何度もデクは「余計なお世話」をします。
ヒーロー稼業は慈善活動。
むしろ「余計なお世話」で成り立っているとも言えます。
現実世界でいうと、非営利活動もそれに近いのかもしれません。
非営利活動がヒーロー活動だとは言いませんが、「余計なお世話」で社会をより良くしていこうとしている。
地域の交流の場を作るために子ども食堂を運営する、児童養護施設の子どもの学習支援をするなど、小さな「余計なお世話」から広がっていったものではないかと。
なので「余計なお世話はヒーローの本質」ならぬ、「余計なお世話は非営利組織の本質」とも言えるのでは?