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KONJO

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すごいタイトルの本だ。
今では少し時代錯誤感のある根性(KONJO)にフォーカスを当てている。
しかも、読んだ後にはKONJOって必要じゃんと思わせる力強さもある。
 
KONJOとは「物事を永続的に取り組むための思考と行動の在り様」と定義される。簡単に言うと、物事を継続して取り組んで行くための考え方・行動の方法。
 
また、KONJOは「価値」「選択」「集中」「継続」で構成されている。
自分のありたい姿(価値)を認識した上で、どのように達成するかを選び(選択)し、他に惑わされず(集中)、継続してやり抜く。
 
そして、しっかりKONJOを発揮していくことで、成長・成功につながる。
 
これが本書の大まかな流れだ。
 
その中でも特に気になったフレーズにコメントしてみる。
 
下記はKONJOの中の「集中」フェーズの一節。
自分のありたい姿に近づくためには、やらないことも決めないとね、という内容である。
 
「自分の価値に根ざした目的を達成したいと願うのであれば、行動の幅を広げ過ぎてはいけない。水鉄砲は穴が小さい方が勢いよく遠くまで飛ぶのである。」
 
自己成長の気持ちがある人によくあるのが、「やることを増やし過ぎて疲弊してしまう」ということだと思う。
すごく気持ちはわかる。
社会から必要とさせている感は何ものにも変えがたいし、自分が無限に動けるのであればそうしたい。
 
でも時間は有限だし、人間1人でやれることなんてたかがしれてる。
本書にも書かれているが、自分で思い通りにできる時間は週30時間しかない。
それをどのように「自分のやりたいこと・得たいもの」に振り向けられるかが成長や成功のカギになってくる。
だから、やるべきことに集中することも大事になってくるのだ。
 
 
最後にまとめ。
内容的には最近話題のGRITと似た内容だった。
しかし、日本人がこれからの変化が激しい時代を生き抜いていくためにはKONJOが必要なんだと認識できた貴重な本だった。
 
面白いので、気になった方は読んでみるといいかもしれない。
 

NPO界隈では、なぜやたらと合宿をやりたがるのか。

ソーシャルセクター

NPO界隈では、なぜやたらと合宿をやりたがるのか。

 

合宿は楽しい。

それはもう楽しい。

ある種、大人の修学旅行的なやつだ。

 

でも大人の修学旅行とは決定的に違うところがある。

それは合宿で語り合う内容だ。

 

いわゆる大人の修学旅行では、「ウェーイ‼︎」的な会話がなされる。
(ちなみにわたしは大人の修学旅行には参加したことがない)

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対して、NPO界隈の合宿は

「どうやったらもっと世界をよくできるんだろうか」

ということを終日、いや夜通し語り尽くす。

 

普通の人であれば、「うわー、意識高いねー。。」となるところかもしれない。

でも、NPO界隈の人は真顔でそれをする。

 

なぜやるのか。

 

ソーシャルなことをやる人の原動力は、課題に対するコミット感ももちろんだか、

「仲間」も必要不可欠な要素だ。

 

社会課題解決のリアルは泥臭くてとても大変。

SNSを使って発信したり、子どもへのプログラムを毎月考えたり、MTGスペースを予約したり…

こういう大変なことを乗り越えていくために、仲間が必要不可欠。

 

合宿を通じて仲間とのキズナを深めて、また明日から頑張ろうという気持ちを新たにするのだ。

 

だから合宿をやりたがる。

児童相談所の忙しさって地域ごとに差があるのだろうか。

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児童相談所の忙しさって地域ごとに差があるのだろうか。
 
厚生労働省社会的養護リソースマップというのを元に調べてみようと思う。
これは、各都道府県に児童相談所児童養護施設などがどのように配置されているかを示すマップだ。
 
このマップには、
①各都道府県の0〜18歳の子どもの人口
児童相談所当たりの子どもの人口
が載っている(いずれも平成23年)。
 
①、②を比較すれば、各都道府県の児童相談所がカバーする子どもの数がわかり、児童相談所の繁忙状況が各都道府県でどの程度違うのかが見えてくるのではないか。

都市部と地方で2つずつ選択して比較してみた。

都市部-東京・大阪、地方-秋田・鳥取
 
 
◾️東京23区

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子どもの数 約120万人
1つの児童相談所がカバーする子どもの数の平均 約18万人
管轄人数が一番多い児童相談センターは、地図上で見ても、カバー範囲が広い気がする。

 

◾️大阪府

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子どもの数 約140万人

1つの児童相談所がカバーする子どもの数の平均 約18万人

大阪市子ども相談センターの管轄人数は、なんと約39万人。関東・その他大都市を見ても、ここまで多いところはなかった。地区の見直しや児童相談所の数を増やすなどが必要だろう。

 

◾️秋田県

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子どもの数 約16万人

1つの児童相談所がカバーする子どもの数の平均 約4万人

 

◾️鳥取県

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子どもの数 約10万人

1つの児童相談所がカバーする子どもの数の平均 約7万人

 

こうして比較してみると、大都市圏の児童相談所は平均10万〜20万人をカバーしないといけないのに対し、人口がそこまで多くない地方は、数万人をカバーすればいいということになっている。

特に大阪市子ども相談所は、大都市の中でもカバーしなればならない子ども数がダントツで多い。

 

人口が多ければ虐待も多くなるという相関関係があるとは一概には言えないが、人口が多ければ色々問題も起こりうると考えると、都市部の児童相談所が疲弊するのも理解できる。

 

児童相談所の拡充が必要だ。

 

 

里親の平均年齢を知っていますか?

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里親の平均年齢を知っているだろうか?


厚生労働省の調べによると

里父 54.6歳、里母52.7歳。


予想よりも高い。


そして、初めて里子を受け入れた時の年齢も当然高い。

里父47.2歳、里母45.3歳。


特に幼い子どもを受け入れたときは体力的に大変そうだ。


なぜ里親の高齢化が進んでいるのか。

それは若い世代に里親制度自体が知られていないため。


確かにネットで「里親」と調べてみると、ペットの里親の記事ばかりが出てくる。

社会的認知がまだまだ低いのかもしれない。


子どもが欲しいのにできない夫婦など、里親になりたいニーズはきっとあるはずだ。


もっと制度自体が認知される必要がある。

キセキーあの日のソビトー感想(ネタバレなし)

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キセキーあの日のソビトーを観た。

Greeeen結成時の映画。
ひと言でいうと、めっちゃいい映画だった。

よかった点をメモ書きにしてみた。
ネタバレ要素はない。

1.共感できる点が多かった
GreeeenのHIDEは大学入るために浪人して、歯科医師になるために国家試験を受けている。
わたしも浪人・公認会計士試験を経験してきているので、共感できる点が多かった。

浪人時代はホントに何者でもなくて、ただただガムシャラに勉強した。
公認会計士受験時代は、この道が自分が進むべきものなのか、悩みながら勉強した。

そんな経験をしてたから、Greeeenがもがきながらも前に進もうとしていた姿に、共感を覚えた。

2.出演者の声がいい
HIDEとnaviの高い声も、92とSOHの低音ボイスも、役者さんが上手いこと再現していた。
Greeeen本家じゃなくても普通にはやりそう。


映画を観て改めて思ったのは、Greeeen自身が悩みもがいてきた姿を歌にしているから、多くの人の共感を生むんだということ。

あとは、好きなことやっていくためには、やっぱり結果を出すことが大事だよねーということ。

色々感じた映画だった。

意見が合わない人とうまく付き合っていく

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人は意見の合わない人とは距離を置きがちだ。

なぜだろう?

自分を否定されるのが怖いから。
議論になるのがめんどくさいから。
生理的にムリだから。

人は努力しないと群れてしまうものだ。

誰だって、意見の合う仲の良い人と一緒にいた方がいい。
意見が違う人は排除したほうが楽。

でも、群れていては成長もないし、有益な気づきも得られない。

意見の合わない人と付き合うことのメリットを考えよう。

自分とは違う視点の意見を聴ける。
人間として成長できる。
組織やチームに変革をもたらしてくれる可能性がある。

きっと身近なところからできないと、ダイバーシティなんてムリだ。

意見の合わない人でも、その人なりの経験に基づいてるはず。

自分のために、周りのために、色んな人の話をしっかり聞きいていきたい。

子育て世代包括支援センター

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月2回、児童養護に関する勉強会をしています。

 

その準備として、児童福祉法について読んでみました。

 

児童福祉法とは、 児童の健全な育成,児童の福祉の保障とその積極的増進を基本精神とする総合的法律で、平成28年にも改定されている。

 

以下、改正の内容

全ての児童が健全に育成されるよう、児童虐待について発生予防から自立支援まで一連の対策のさらなる強化等を図るため、児童福祉法の理念を明確化するとともに、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行うために「母子健康包括支援センター」の全国展開、市町村及び児童相談所の体制の強化、里親委託の推進等の措置が講じられる。

 

この改正で気になったのは、母子健康包括支援センター(子育て世代包括支援センター)というもの。

 

子育て世代包括支援センターというのは、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行うための施設。

 

具体的には、画像のような支援を行っている。

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このような施設を全国展開するのは素晴らしい。

 

様々な問題が生じるのを根源的に防ぐための支援ができるから。

 

例えば、期せずしてひとり親になってしまった母親に対する支援を妊娠期から子育て期まで行えるとすると、子どもの貧困問題の発生を予防できる可能性が高まる。

 

下記リンク先は、子育て世代包括支援センターの事例集だ。

興味があれば、読んでみてほしい。

 

www.mhlw.go.jp