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子どもの貧困の見えにくさ
子どもの貧困は見えにくい。
一見普通に暮らしている人たちが貧困状態にあったりする。
その割に、貧困家庭が日本で増えている事実を知っている人はそこまで多くありません。
かく言うわたしも、毎週のようにNPOの活動で子どもの貧困について議論してますが、日常生活で意識することはあまりありません。
今年の2月にNHKで放送された「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」でも、毎日接している学校の先生ですら、どの子が貧困状態なのあるのかはわからないと言ってました。
貧困が「見えない」のは、貧困状態にあると見られたくないから隠してしまうというのが理由としてあるようです。
このような子どもたちを少しでも楽にしてあげるには、まずは子どもの貧困について「知る」ことが大事です。
子どもの貧困に関する本をご紹介するので、読んでみてはいかがでしょうか?
子どもの貧困の見えにくさ
子どもの貧困は見えにくい。
一見普通に暮らしている人たちが貧困状態にあったりする。
その割に、貧困家庭が日本で増えている事実を知っている人はそこまで多くありません。
かく言うわたしも、毎週のようにNPOの活動で子どもの貧困について議論してますが、日常生活で意識することはあまりありません。
今年の2月にNHKで放送された「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」でも、毎日接している学校の先生ですら、どの子が貧困状態なのあるのかはわからないと言ってました。
貧困が「見えない」のは、貧困状態にあると見られたくないから隠してしまうというのが理由としてあるようです。
このような子どもたちを少しでも楽にしてあげるには、まずは子どもの貧困について「知る」ことが大事です。
子どもの貧困に関する本をご紹介するので、読んでみてはいかがでしょうか?
大騒ぎのおかげで
子どもの貧困対策に取り組む超党派の議員連盟は、生活保護を受給している世帯の子どもたちの大学などへの進学を後押しするため、生活保護の制度の見直しや奨学金の拡充などの検討に入ったようです。
今まで制度の狭間にいた子どもたちが、この制度が作られることで救える可能性が高まります。
議連の方々にはこの案を是非形まで持っていっていただきたいです。
また2016年末においても、児童養護施設の措置延長により、進学中の子どもは22歳まで児童養護施設にいれるようになりました。
ソーシャルセクターが子どもの貧困問題、特に児童養護施設の出身者へ進学支援について大騒ぎしまくったおかげで、政府や議員の目がそちらに向いてきました。
大変喜ばしいことだと思います。
しかし、このような状況になってくると、児童養護施設出身者の高等教育への進学支援という分野において、NPOが果たす役割は少し低下してきたといえるかもしれません。
いち早く対応したのが、ブリッジフォースマイルというNPO。
カナエールという奨学金プログラムを行なっていましたが、募集を終了することを発表しております。
NPOはあくまで社会課題を解決する組織です。
ゆえにゴールは社会課題の解決。
そのゴールが見えてきたのであれば、その事業はクロージングや縮小していくのが、あるべき姿なのかもしれません。
色々考えさせられました。