バシバシに脳を刺激された本-マーケット感覚を身につけよう-
こんにちは。
今回は最近「バシバシに脳を刺激された本」の紹介です。
それは、ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」。
特に脳を激しく刺激したのは、
規則や罰則で問題を解決しようとしない
という点。
組織って結構、規則や罰則で問題解決しようとしますよね。
うちの会社でいうと、「〜をやらなければ部門長に報告」とか、「〜をやらなければ最悪解雇」とか。
そういうのって、やらされてる感がしてあまりいい気がしない。
そうではなくて、できるだけ「インセンティブシステムを利用して、問題を解決しましょうよ」とちきりんさんは言ってます。
インセンティブシステムとは、「ニンジンを目の前につり下げれば、馬はそれが食べたいがために、走り始める」という、動機から言動に至る仕組みのこと。
つまり、問題を解決する際にも「規制や罰則で人を動かす」のではなく、「うまく人のインセンティブを刺激して、自分から動いてもらう」方法を考えようということですね。
これは、参画しているNPOを運営する際にも、気をつけなければならないなと思いました。
なぜかというと、うちのNPOは有給職員がゼロで、全員が無償のボランティアだから。
「お金」を対価に活動していない分、全員が自らの「想い」によって動いている。
規則や罰則で動かそうとすると、参画しているボランティアが興ざめしてNPOを離れていってしまう可能性があります。
なので通常の会社より、一層「インセンティブシステム」を意識していかないといけない。
例えば「月に何回イベントに参加していない人は、正会員でいる権利を失います」みたいな規則だと、やる気がなくなってしまうかもしれない、ということ。
すべてにおいて、「インセンティブシステム」を利用することはできないかもしれない。
でも意識しているのといないのでは、全然違う。
他にもたくさん刺激を受けましたが、ここは目からうろこがボロボロ出てきた部分でした。
マーケット感覚、とても大事!
これはバイブルになりそう。
時間がある人は是非!