越境しよう。

ビジネスとソーシャルを越境する会計士のブログ

最速で身につく世界史-100冊マラソン11冊目-

今年11冊目「最速で身につく世界史」を読みました。この本は世界史を24のキーワードで説明している本です。

作者の角田さんはテレビプロデューサーのため、非常に読みやすくわかりやすい文体で、世界史を説明しています。この本で一番意識させられたのは、「現在の国際情勢は、これまでの歴史の積み重ねである」ということ。

世界で「なぜ戦争が起こっているか」を説明できない人には、この本はオススメです。戦争をやっている人が野蛮なのではなく、宗教観や過去の占領の歴史などに原因があります。

世界史を深く知るための「きっかけ」となる本。オススメです。

NPOで養成されるリーダーシップ

今年10冊目の「採用基準」を読んだ。この本はリーダーシップの重要性を中心に書かれている。要約すると、「今の日本はリーダーシップをとれる人が不足している。そのため、山積みになっている課題がなかなか解決されない。高いリーダシップを持った人を養成することが今後重要だ」という内容だ。

今の日本企業のよくないのは、課題を解決するリーダーシップを持った人が、「このようにすべきではないですか」と問題点を提示すると、全体の和を乱す行動であると評価され、意見が封殺されてしまうところだ。組織としてよくなることよりも、全体の和を重んじる。たとえ問題があったとしても、自分が責任をとるわけではないとみんなが思っているので、問題が放置される。リーダーシップが不足していると、このように問題が生じてしまう。

リーダーシップは身につけられる能力であるということも、この本で述べられている。特にNPOに関わることはリーダーシップ養成にいいそうだ。なぜかというと、NPOの代表は強力なリーダーシップを持っており、それをメンバーが間近で見ることで、リーダーシップの発揮の仕方を学んでいくことができるからだ。わたしもLiving in PeaceというNPOで活動しているが、確かに代表のリーダーシップはすごい。うちの代表は、アジアで自らの事業会社の経営もしているため、普段は海外にいる。毎週開催されるミーティングに毎回出席できるわけではない。しかし、メンバーの中に代表の信念や理念が息づいているのだ。それは、代表の継続力、行動力、結果にコミットする姿勢などを見て、メンバーが多大な影響を受けているからだ。わたしは社会人生活が浅いうちにこのような体験をすることができて、本当に良かったと思っている。是非リーダーシップを学びたいという人は、NPOに関わってみてほしい。

日米の違いが、大学にもメジャーリーグにも

今年10冊目の本である「採用基準」を読んでいる。マッキンゼーの採用マネージャーをやっていた伊賀泰代さんが書いている本だ。この本によると、大学には日米の違いがあるそうだ。アメリカの大学では世界各国の留学生をバンバン受け入れ、アメリカの学生達に国際感覚を付けさせている。それだけではなく、留学生を受け入れることで、様々なタレント(才能)をも受け入れているそうだ。

同じ事がメジャーリーグにも言えるのではないか。家に帰ってぼーっと、イチローについてのYoutubeを見ていた時、ふと思ったことだ。今は日本で大活躍を収めた野球選手はみんなメジャーリーグに行く。なぜメジャーリーグは世界最高峰のリーグであり続けるのか。それは大学と同じ、様々なタレント(才能)を受け入れているからではないか。

日本のプロ野球は外国人枠というのがあって、外国人がベンチで入ることができる人数に限りがある。しかし、アメリカにはない。日本、キューバ、ドミニカ、韓国etc…。様々な国の選手がしのぎを削っている。

こう考えると、アメリカがずっと世界をリードしてきたことがわかる。色々な価値観を受け入れる多様性。少しアメリカに憧れてきた。

色々迷いましたが、はてなブログに戻ってきました

2月・3月は主にnoteを試してきましたが、やっぱりはてなブログに戻ってきました。

理由は、

①わたしがブログをやっている理由は、主に発信なので、流入が多いはてなブログの方があっている。

②記事をたくさん書いてきた分、あまりアクセス数が下がらない。そのため、このブログをもっと育てていく方針に変更した。

ことです。

noteに浮気したことは間違いではないし、有料記事を書きたくなったらnoteでも執筆するつもりです。

手数も増えたし、「試してみる」という作業が重要なのだと思いました。

これからもよろしくお願いします!

9冊目-Work Rules-

今年9冊目。Work Rulesを読了。

この本はGoogleの人事制度を作った人が書いた本で、かなり濃厚な本だった。この本を通じてわかったのが、しっかりデータをとる組織は強いということ。Googleはデータをとって、行った施策はどのような効果があったのかというのをしっかりと見直している。

自分が所属している会社もそうだけど、ふわっと始めて何もデータを取ることなく、自然消滅していることがいかに多いか。個人としても、組織としても、何かを行った後にフィードバックすることはすごく大切なんだと思う。

本書で描かれているような素晴らしい組織が、今の世の中に存在しているのだとすると、ちょっと勇気が湧いてくる。きっとGoogleにできるのだから、自分たちにもできるんだと思う。これからNPOの理事になるんだけど、目標は「日本一活動しやすいNPOにすること」。そう考えると、今回のWork Rulesを読んだことはとても意義のあることだと思う。

「できる人」の見極め方の記事を読んで

こんにちは。

今日は確かになーと思った記事の紹介。

blog.tinect.jp

 

どこの組織であっても「できる人」は2つの能力が高い。

一つは知識や概念を獲得する能力。いわゆる学習能力。

もう一つはすぐに実行に移す能力。いわゆる行動力。

 

 

最近こ2つのの能力が高いなと思ったのは、所属しているNPOで経理のMTGしていた時。

マネーフォワードの経費精算ソフトを導入するための話合いをしていて、誰かこのソフトを試しに使ってみることが必要となったんです。

自分はちょっと、「うっ…」となったんですが、30代後半の税理士のメンバーは躊躇なく「私やりましょうか。こういうのいじるの好きですし」と言っていて、すごいなーと思って。

20代のわたしが「うっ…」って思うのに、このメンバーは自分より年上にもかかわらず、新しいものを取り入れようという貪欲さ・行動力があって、この人を見習わなきゃいけないなと思いました。

 

わたしもこの2つの能力は磨いていきたいです!

それでは。


以下がこのブログの作者の本です。