越境しよう。

ビジネスとソーシャルを越境する会計士のブログ

四月は君の嘘(1~11巻)-100冊マラソン14冊目ー

今年14冊目(漫画は読みやすいので、まとまった冊数を1冊とします)。四月は君の嘘。リンク先を見ていただければわかるように、すごく少女マンガチック。しかし、これは少年マガジンで連載されていた、れっきとした少年マンガです。

この本を読むことになったのは、一流の人が推薦するものはすごいはず!っていうテレビ番組(正式名称は忘れました笑)で、ワンピースの尾田栄一郎が絶賛していたためです。

全編「The 青春」。突然現れたバイオリニストの女の子によって、音楽の世界に呼び戻された主人公は、自らの過去と戦い成長していきます。そして、徐々に音楽の魅力を思い出す主人公に、さらなる過酷な事実が。。

残酷だけど、マンガの登場人物たちが一生懸命もがく姿に、ついつい引き込まれてしまう。

巻数も少ないので、是非購入してみてください。

諦める力ー100冊マラソン13冊目ー

今年13冊目「諦める力」を読みました。この本は、為末大さんが陸上を通じて知った「諦める」ことの意味について書かれています。

要約すると以下のような感じ。

・日本人は、諦めることにネガティブな印象を持ちすぎ

・諦めることは、次の可能性を増やすこと

・自分が幸せに感じる尺度を持つことが大事

・そうすることで、自分の人生への満足感は上がっていく

日本人は諦めることに対して、ネガティブな印象を持っています。そのせいで、始めることに関しても、ハードルが高くなっている。一度始めたら続けなければならない。確かに立派ですけど、世の中やってみなければわからないことがたくさんあります。

自分にとって大切にしたいものは何かを考えることはすごく大事。大切にしたいものがわかっていないと、結局流されて生きていくことしかできません。その結果、「みんながやっているから」と周りに合わせて生き、人生の終わりにさしかかった時、「俺の人生はこれでよかったのだろうか」となってしまう。それはすごくもったいないですよね。

「頑張れ!気合いだ!」という内容が多い自己啓発本の中で、この本のように「諦めることもいいんやで」と言ってくれると、ちょっと肩の荷がおりますよね。「努力が足りないからじゃなくて、考え方が違う」。是非、読んでみてください。

変わり続ける-100冊マラソン12冊目-

今年12冊目「変わり続ける」を読みました。この本は、ソニーのCEOをやられていた出井さんの考え方をまとめた本。

この本はただの自己啓発本ではありません。わたし達が生きていくであろう、変化の激しい時代を生き抜くためのエッセンスが詰まっています。これを1,500円で手に入れられるなんて、とてもハッピーなことだと思います。

この本で一貫して語られているのは、「リポジション」という考え方。リポジションとは、社会に合わせて、自らを変えていくという考え方。この柔軟性がこれからは必要になる。

70代で、ソニーのCEOを務められた方が、こんなに柔軟性をもっているというのには驚きました。「はじめに」のタイトルとして書かれた、「一生働き、一生遊ぼう」。これが出井さんの生き方を表している言葉。

こんな風に生きれたら、きっと楽しい。わたしもこの生き方、目指してみます。

最速で身につく世界史-100冊マラソン11冊目-

今年11冊目「最速で身につく世界史」を読みました。この本は世界史を24のキーワードで説明している本です。

作者の角田さんはテレビプロデューサーのため、非常に読みやすくわかりやすい文体で、世界史を説明しています。この本で一番意識させられたのは、「現在の国際情勢は、これまでの歴史の積み重ねである」ということ。

世界で「なぜ戦争が起こっているか」を説明できない人には、この本はオススメです。戦争をやっている人が野蛮なのではなく、宗教観や過去の占領の歴史などに原因があります。

世界史を深く知るための「きっかけ」となる本。オススメです。

NPOで養成されるリーダーシップ

今年10冊目の「採用基準」を読んだ。この本はリーダーシップの重要性を中心に書かれている。要約すると、「今の日本はリーダーシップをとれる人が不足している。そのため、山積みになっている課題がなかなか解決されない。高いリーダシップを持った人を養成することが今後重要だ」という内容だ。

今の日本企業のよくないのは、課題を解決するリーダーシップを持った人が、「このようにすべきではないですか」と問題点を提示すると、全体の和を乱す行動であると評価され、意見が封殺されてしまうところだ。組織としてよくなることよりも、全体の和を重んじる。たとえ問題があったとしても、自分が責任をとるわけではないとみんなが思っているので、問題が放置される。リーダーシップが不足していると、このように問題が生じてしまう。

リーダーシップは身につけられる能力であるということも、この本で述べられている。特にNPOに関わることはリーダーシップ養成にいいそうだ。なぜかというと、NPOの代表は強力なリーダーシップを持っており、それをメンバーが間近で見ることで、リーダーシップの発揮の仕方を学んでいくことができるからだ。わたしもLiving in PeaceというNPOで活動しているが、確かに代表のリーダーシップはすごい。うちの代表は、アジアで自らの事業会社の経営もしているため、普段は海外にいる。毎週開催されるミーティングに毎回出席できるわけではない。しかし、メンバーの中に代表の信念や理念が息づいているのだ。それは、代表の継続力、行動力、結果にコミットする姿勢などを見て、メンバーが多大な影響を受けているからだ。わたしは社会人生活が浅いうちにこのような体験をすることができて、本当に良かったと思っている。是非リーダーシップを学びたいという人は、NPOに関わってみてほしい。

日米の違いが、大学にもメジャーリーグにも

今年10冊目の本である「採用基準」を読んでいる。マッキンゼーの採用マネージャーをやっていた伊賀泰代さんが書いている本だ。この本によると、大学には日米の違いがあるそうだ。アメリカの大学では世界各国の留学生をバンバン受け入れ、アメリカの学生達に国際感覚を付けさせている。それだけではなく、留学生を受け入れることで、様々なタレント(才能)をも受け入れているそうだ。

同じ事がメジャーリーグにも言えるのではないか。家に帰ってぼーっと、イチローについてのYoutubeを見ていた時、ふと思ったことだ。今は日本で大活躍を収めた野球選手はみんなメジャーリーグに行く。なぜメジャーリーグは世界最高峰のリーグであり続けるのか。それは大学と同じ、様々なタレント(才能)を受け入れているからではないか。

日本のプロ野球は外国人枠というのがあって、外国人がベンチで入ることができる人数に限りがある。しかし、アメリカにはない。日本、キューバ、ドミニカ、韓国etc…。様々な国の選手がしのぎを削っている。

こう考えると、アメリカがずっと世界をリードしてきたことがわかる。色々な価値観を受け入れる多様性。少しアメリカに憧れてきた。

色々迷いましたが、はてなブログに戻ってきました

2月・3月は主にnoteを試してきましたが、やっぱりはてなブログに戻ってきました。

理由は、

①わたしがブログをやっている理由は、主に発信なので、流入が多いはてなブログの方があっている。

②記事をたくさん書いてきた分、あまりアクセス数が下がらない。そのため、このブログをもっと育てていく方針に変更した。

ことです。

noteに浮気したことは間違いではないし、有料記事を書きたくなったらnoteでも執筆するつもりです。

手数も増えたし、「試してみる」という作業が重要なのだと思いました。

これからもよろしくお願いします!